10年ほど前までは、不動産業者から購入される場合には、建て売り住宅(建築された家)が主流でしたが、現在では、売り建て住宅(契約後に家を建築)が主流となっています。
又、消費者保護法に基づく住宅性能保証(いわゆる10年保証)も定着してきています。 まず最初に注意する点はこの住宅性能保証、これには2種類あります。
◎ 業者独自で基礎、防水、屋根工事について保証するもの ◎ 業者が第3者機関へ登録しその機関での検査を受け保証するもの 第3者機関で住宅性能保証を受ければ、基礎配筋時と軸組建方時の2回検査があります。
住宅を建設するには、建築確認申請書を特定行政庁(市役所等)や民間の審査機関へ提出して許可を受け工事着工、中間検査、完了検査を受け完成引渡しとなります。
確認済証、中間検査合格証、完了検査済証を必ず受けとって下さい。 業者によっては完了検査を受けない場合があります、今のところ完了検査を受けなくても罰則規定がないのと建物保存登記と関係がない為です。
中間検査では、軸組、筋カイ配置、支持金物等の検査 完了検査では、シックハウス対策による内装、換気設備等の検査 を行ないますので、以前のような手抜き工事は無くなってきています。
工事中注意する点というよりも、気をつける点としては、出来るだけ工事現場へ行き、大工さんや各業種の職人さん達とのコミュニケーションを大切にして仲良くなることだと思います。
仲良くなれば職人さん達のこと、『よっしゃ〜、ええ家建てたろ〜』という気なるはずです。 以前、現場監督をしている知人が施主の奥さんと話をしていたら、小学校の時に同じクラスだったことが判り、『世間て狭いなあ〜、ええ家作るよう頑張ってんねん』と言っていました。
《 良い家は職人さん達との良い人間関係で造られます。》 |